心理学では、自分の価値観やライフスタイル、文化が同一とみなせる集団を「準拠集団」といいます。
特にファッションなどは、自分が属している準拠集団のメンバーから評価されるかどうかが、
もっとも重要な購入条件となります。
例えば、
茶髪のルーズソックスを履いた子に「そんな靴下はみっともないよ」と大人が言っても聞く耳を持ちませんね。
それは彼女たちの準拠集団の評価があり、それは大人のそれとは全く違うからです。
そして準拠集団には必ずオピニオンリーダーがいて、その人のファッションや考えが流行を作る役割を果たします。
このオピニオンリーダーたちに受け入れられるかどうかが、
ヒット商品を生み出す鍵です。