心理学では、
人間の記憶にとどめるために、
量を重視するのを「リハーサル処理説」、
質を重視するのを、
「処理水準説」と呼んでいます。
この二つを英単語を覚える場合に例えて説明すると
- 質を重視する「処理水準説」
単語を手書きしたり例文を作るなど手間をかけることで
記憶効果を高めるという説。
- 量を重視する「リハーサル処理説」
単語を一日に3回、一ヵ月繰り返して暗唱することで
記憶効果を高めるという説。
それでは実際の広告ではどうなるかというと、
質を重視する場合は、
企業イメージやブランディングを目的にした場合に効果的。
具体的には、ストーリー仕立ての連続ものや、
メタファー(比喩)を使ったもの。
ソフトバンクの「お父さん」のCMなどはこれですね。
量を重視する場合は、
直接的な販促に効果があります。
例えば、商品名を何度も連呼する。
この手のCMを見ていると不思議と自然に口ずさんでいることがありませんか?
これを参考に、ぜひ効果的な広告展開をしてください!