ドア・イン・ザ・フェイスとは何かと言うと、
前回紹介したフット・イン・ザ・ドアとは正反対の方法です。
最初にわざと断られるような頼みごとをして、
次にそれよりも小さな頼みごとをするというやり方です。
例えば、
営業:「○○を一年間使ってください」
あなた:「いや、一年もいらないよ」
営業:「それでは、一ヶ月だけでも」
あなた:「まぁ、一ヶ月くらいなら」
こんな経験はないだろうか。
これは、「まぁ、そのくらいならいいか」と言う気持ちが、無意識に働くためである。
ただし、注意点がある。
たとえうまくいったとしても相手にはいい印象は与えないし、
不躾なやつと思われるリスクもあります。
ですので、ある程度の信頼関係がある場合以外は使わないほうが無難です。